アメリカ人の学者「ディビット キッド」さんの紹介で「ディビット ボウイ」の前で この「WAILD IS THE WIND」を舞うことになりました。
その最初のいきさつは、このキッドさんがおもにアメリカの学者、アーティスト に日本の伝統芸能を学ばせる機会を持たせるために「日本伝統文化セミナ ー」を開講されました。私は幾度かそのお手伝いをしながらそのセミナーの中 で舞う機会も頂いていました。このキッドさんが「ボウイ」とお友達で「彼のアル バムの中の曲を振り付けしたんです。」とキッドさんに話したことが発端となり、 「ボウイ」が是非見たいと言って来られました

ただキッドさんはとても美やアー トに関して厳しい人で「まず自分がのりえの舞を見る」といわれ、キッドさんの前 で舞わせて頂きました。キッドさんは「これはボウイに見せられる。」といわれて すぐに連絡をとられました。
当時ボウイは京都にお忍びで訪れていて彼の定 宿にキッドさんと伺いました。ボウイは離れの玄関先まで迎えにきてくれていま した。その印象はあの「グラムロックの帝王」といわれた人のなんとピュアーな 事、本当に驚くほど少年のように純粋な美しい人でした。
しばらく雑談をして舞 う事になり私がスタンバイしたその瞬間に「ボウイは」先ほどの純な素直な少年 のような印象から一変し、その目は閃光を放つように光、超一流のアーティスト の眼光に変貌したのです。本当に一瞬の内に実に見事に「デイビット ボウイ」 になりました。
今思えば本当の一期一会の出会いであり、舞でした。でもあれ ほどの眼光で見られたことはあの時が最初で最後と感じています。宮本武蔵で は無いけれど本当に生涯に一度の真剣勝負だったと思います。あれから数十 年の年月を経て今こうしてまた舞う機会を頂けた事に深く感謝しています。 そしてあの時の本身の勝負を思い再び舞わせて頂きます。


《2004年3月ん十年ぶりにボウイに逢いました。彼は変わらずに美しく静かな佇まい で迎えてくれました。そこには年月を重ねた味わい深い奥行きを感じることが出来ま した。 静かな中にも深く凛とした爽やかさがとても鮮やかに美しく感じられました。嬉しい ことにあの遥か昔の私の舞を覚えてくれていました。一期一会と思って舞った舞。何 かの縁で再び逢えました。鮮やかに美しく深いボウイと出会えました。 舞はいつも一期一会人の心に思いの中に鮮やかに深く美しく残れる舞を心の舞を舞え る日を思い今日も舞わせて頂きます。》                      
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